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検事になった後、どのような研修を受けられるのか、どのようなキャリアになるかを紹介します。
ここには書き切れない情報もありますので、興味のある方は、ぜひ説明会にご参加ください。
研修について
「任官後、新しい法律などは、どのように勉強されてますか?」「サイバー犯罪が増えている中で、どのようにITに関する知識を得ているのですか?」などと、業務説明会や座談会の際によく質問をいただきます。検察庁や法務省では、以下のとおり、任官した検事全員が受ける研修(新任・一般・専門研修)のほか、新しい法律や犯罪に関する研修、検事の適性等に応じた各種研修を行い、一定経験を積んだ後は、分野ごとの専門的な研修を行うなど、様々な研修を行っています。
キャリアについて
検事のキャリアパスをご紹介します。検事は、以下のとおり、任官後、新任検事→新任明け検事→A庁検事→シニア検事(A庁明け検事)…とステップを踏むことになります。
任官直後から、刑事事件の捜査・公判を任されますが、様々な事件を担当して見識を深めてもらうため、A庁検事までは、公平性を重視した異動形態となっています。
※「A庁」とは、東京ブロック(東京本庁、同庁立川支部、横浜、さいたま、千葉)、大阪、京都、神戸、名古屋の9庁を指します。

検事は国家公務員であるため、全国転勤となりますが、上にも記載したとおり、A庁検事までは公平性を重視した異動形態、シニア検事(A庁明け検事)以降は、適性や希望を踏まえた配置が行われます。
